網走は、ワカサギ釣りスポット周辺に観光施設・宿泊施設がコンパクトにまとまっているエリア。国の重要文化財に指定されている木造建築の刑務所"博物館網走監獄"、オホーツク海の流氷・生き物をテーマとした展示館"オホーツク流氷館"、アイヌ文化をはじめ世界各地の北方民族文化(※シベリア・アラスカ・北欧など)を学ぶことができる"北方民族博物館"など、主要観光施設が網走駅から半径約5km圏内に集中しています。

オホーツク海に面した自然豊かな網走は、体験型ツアーが充実しているのも特徴の1つ。ワカサギ釣り、観光砕氷船での流氷クルーズ、オオワシ・オジロワシを見に行くスノートレッキング(=スノーシュー)などが冬限定の人気ツアーです。流氷クルーズの乗船場は、網走駅から直通バスで約10分の好アクセス。ワカサギ釣り+スノートレッキングなどセットのツアーもあり、観光施設・体験型ツアーの両方が楽しめるおすすめのエリアです。

網走湖(あばしり湖)は、ワカサギ釣り大会が開催される湖。汽水湖(=海水が入ってくる湖)である網走湖には、オホーツク海から網走川を経てワカサギが入ってくるため、魚影が濃く釣果が良いのが特徴です。また、ワカサギ釣り大会(=日本一網走湖ワカサギ釣り選手権大会)が毎年1月中旬～下旬に開催され、多くの旅行者で賑わいます。"氷上ワカサギ釣りの聖地"とも言える網走湖ですが、ワカサギ漁獲量も北海道随一。全国の湖に放流されるワカサギの大半が、この湖で生産・出荷されています。

管理釣り場の網走湖は、近くに温泉(※網走湖畔温泉)があったり、シーズン中は仮設トイレが設置されたりと、温泉・設備が充実しています。人気の釣りポイントは、海水・淡水が混ざり合う網走湖・網走川の合流地点"呼人浦(よびとうら)"。網走湖は、温泉宿・周辺施設の充実度・釣果重視でプランを探している人におすすめの釣り場です。